実はこの本は日本での発売前からアメリカ通の友人からも「絶対に、読んだ方が良い。」と勧められておりまして、それが今も鮮明な記憶に残っています。当時の私はいくつかの会社の現役社長をしていましたから、友人関係も会社経営者の人が多く、勧めてくれたのも、その内の一人でした。
私の記憶では「10年くらい前・・・・」というような記憶だったのですが、今本を手にして見ると「2000年11月15日」第一刷とあります。
「へ〜っという感じですね。そんなに古くもない。が、ビジネス書としては、2000年の本ですから”古い本”と言っても差し支えないでしょう。」
2000年11月に発刊されたビジネス書が「読書のススメ」の一番バッターなんておかしいと思う方も多いでしょうね。
実はこの「金持ち父さん。貧乏父さん」との再会は、つい最近のことで「幸せ見つけ隊」で行っている毎週金曜日の夜の”会社経営者用の英会話講座のテキスト”として講師の先生が選んでくれたものでした。"Rich
Dad, Poor Dad"という原題での再会でした。
昔読んだ記憶でも、非常に印象に残った「良書」であったことは間違いないのですが、その後、友人に貸したのか、私がきちんと本棚に戻さなかったのか・・・行き先不明となった本で、人間の器が小さいために一度買った本だったので、今一度買うのがもったいなくて、読み返したかったのにも拘わらず、その後は手元にないのを理由に読んでいませんでした。
そして今週になって再び「金持ち父さん。貧乏父さん。」が我がスタッフの方からプレゼントして頂きまして、我が手元に再びやってきました。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・読みました。
読み出して直ぐに非常に後悔しだしました。読み終えた今は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・猛烈に後悔の念に苛まれています。
「どうして、この本を読み終えたらば、真っ先に自分の最愛の子供達にこそ伝達しなかったのか・・・・・。」って後悔しています。
理由は、まずお読みになって下さい。
ならば・・・・・・・自分の子供達に「幸せ」になって欲しいと願っている親ならば、同感して頂けると思います。
遅ればせながら、早速に私も自分の子供達に勧めました。
「今の時代に、もっとも必要なことが書かれてあると思います。」
子供達に「金持ち」になって欲しいとは思いませんが・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お金に振り回された人生を送って欲しくはありません。」
「私のように・・・・・・・・・・・・」
告白します。私は「貧乏父さん」でした。
この本で言う「貧乏父さん」と同じ事を、まさに子供達に言ってきました。
また自分の生き方も「貧乏父さん」そのものでした。
私は少なくとも2000年11月に、この本に出会っているはずです。
なのに、せっかく「気づき」のチャンスだったのに、「良い本を読んだ。」という記憶のままに終わっていました。
私自身も、これから、この本に書かれているような「金持ち父さん」に徐々に変身して行きたいと思っています。
その経過は、この「幸せ見つけ隊」HPで発表して行きたいと思っています。
『金持ち父さん貧乏父さん』
ロバート キヨサキ (著), 白根 美保子 (翻訳)
(文責:高田雅夫)
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