楽しくお金を育てましょう２　／お金と幸せ　／幸せ見つけ隊

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　お金と幸せ

鈴木流　”楽しくお金を育てましょう”２

　２回目の今回は”ライフマネーは別々に！”をテーマに進めていきたいと思います。”ライフマネー？”聞きなれない言葉かもしれませんが、要は”お金を生活スタイルに分けて管理しておきましょう！”とのことです。このライフマネーは３つのタイプに分かれます。

　　１つ目の財布・・・短期的な資金のための財布
　　２つ目の財布・・・長期的な資金のための財布
　　３つ目の財布・・・冒険するための財布

です。

コラムニスト：鈴木孝昌

1968年宇都宮市生まれ。元証券マンで現在はフィナンシャルプランナー会社に在籍し、個人の資産相談や投資セミナー、企業研修等をつとめる。休日はウィンドサーフィン、ドライブ、野球などに興じる。

　１つめの財布は、簡単に言えば数年先に使用目的が決まっているお金を管理する財布で、殖やすことよりも守ることを最優先するものです。”３年後に車を買いたい”、”２年後に海外旅行に行きたい”、”１年後に結婚式を挙げる”など短期的（５年位）に使用目的が決まっているお金については、まず元本の安全を最優先し、次に期間、最後に利率と金融商品を選んでいく必要があります。必要になったときにお金が少なくなっていると大変なことになりますし、期間があっていないために途中解約するとペナルティ（解約手数料など）が発生する可能性もありますから。

　２つめの財布は投資用のお財布、３つめの財布は投機（ギャンブル）用のお財布です。投資と投機、どう違うのか・・・？難しい質問です。ただ投資のイメージは、”元本確保を可能にし、かつ将来どの位のリターンが得られるかある程度予測がつくもの”、投機（ギャンブル）のイメージは、”上手くいけば大きなリターンが得られるが、失敗すると元本確保も出来ないもの”。宝くじや競馬、競輪などがこれに当てはまると思います。
株式投資はギャンブルと言う方もいらっしゃいますが、私は投資的な方法と投機的な方法の２種類あると思います。将来の株価をある程度予測して予想収益率（リターン）を計算して行う方法は投資、とりあえず株式を買ってみて、上手くいけば利益が出る方法は投機です（あくまで私の意見ですが・・・）。

　株式投資で失敗した方の意見を聞いていますと

　　・人（友人、証券会社など）から上がるよ聞いたのに
　　・買ってから株価が下落してしまった
　　・売ろうと思ったが売れず、その後株価が下がってきた

が上位３つです（私が今まで聞いた方の結果です）。

　これらの失敗した方法は全て投機的な方法によるものと私は思います。どの位の収益が上がるか分からずに行動をおこしていますので・・・。投資的な方法で株式を行うことにより、上記の３つの失敗した原因は避けられますので、”失敗しない株式投資”と繋がるわけです。つまり上記の原因を避けるには・・・これは次回にしたいと思います。（引きずるような終わり方ですいません・・・）

（文責：鈴木孝昌）

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