第2回 『クール・ストラッティン』
by ソニー・クラーク(ブルーノート)
日本で最も売れたジャズレコードの一枚に挙げられるこのアルバムも、タイトル『Cool=かっこよく(日本語のクール=冷たいと言う意味ではない)・Struttin’=気取って歩く』の通り、ハイヒールを履いた女性の足元をジャケットが、これまたとってもCoolに私には思えたものです。どこか大人の世界に入った感じでした。昔はLPレコード(30cm)であったために、ジャケットでそのアルバムの良し悪しを決めてしまうところもあったように思います。特に綺麗な女性の顔をあしらったジャケットは、内容も確認しないで買ってしまって、後で聞いて後悔したことも数限りなし。(これをジャケ買いの失敗と言います。)
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コラムニスト:善ちゃん |
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1961年生まれ。フィナンシャルプランナー。旅行代理店、住宅メーカー勤務を経て、企業系FPとなる。妻と子ども2人、愛犬(テトラ)に囲まれて、Jazzを聴くのが至極の時間。他に、コーヒーを楽しむ、山登りなどの趣味を持つ。 |
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