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 お金と幸せ

「善ちゃんのマネー塾」 第3章 
人生の3大資金(教育資金)について



前回、ライフプランとは何か・その必要性についてお伝えしました。
確認になりますが、

ライフプランとは・・・
自分達の将来の夢を実現するために、それに必要な情報をしっかりと入手して、
その情報の中から大切なものを選択し、予測を立て後は実行する。

人生の未来予想図がライフプランです。

コラムニスト:善ちゃん
善ちゃん 1961年生まれ。フィナンシャルプランナー。旅行代理店、住宅メーカー勤務を経て、企業系FPとなる。妻と子ども2人、愛犬(テトラ)に囲まれて、Jazzを聴くのが至極の時間。他に、コーヒーを楽しむ、山登りなどの趣味を持つ。

そこで、未来予想を行う上で大変重要な項目になるのが、3大資金と言われている、教育資金・住宅資金・老後資金についてです。それぞれの資金について、年代別ライフスタイルの特徴を考慮しながら、押さえておくべきポイントを考えてみたいと思います。
今回は、その中でも平均的に関心の高いと思われる教育資金からお話したいと思います。

▲ライフデザインの重要性

 この資金が重要度を増すのは、家族成熟期を言われる20歳代後半から40歳代全般の時期で対象者は広範囲に渡ります。また、親として自分の子供には出来るだけ十分な教育を施したいと言う思いが強いことから、資金準備の優先順位もかなり高くなるのが一般的だと思われます。また、一口に教育資金と言っても、学校の授業料だけでなく塾や受験費用や参考書代とどこまでの資金を準備するのかによって、そのボリュームは大きく変わってきます。

教育資金をどこまで準備するのかと考える前にとても重要なこととして、親が自分たちの子供にどのように教育を受けさせるのか?つまり、子供の意思に任せるのか・それとも親としてしっかりとしたレールを敷いてやるのか?あるいは、その中間的な考えで、色んな場面で相談に乗りながら決めて行くと言った、親として子供の教育に関する考え方やこだわりを、早いうちからご夫婦で話し合っておくことが大切だと思います。これは、実は教育資金に限った話ではなく、住宅資金や老後資金について考える場合も全く同じで、自分達が今後どんな人生を送っていきたいのか、個人の生き方や人生に対する価値観について、出来るだけ早い段階でご夫婦やご家族の間で話し合っておくことが重要なのです。これをライフプランの方向性を決める【ライフデザイン】と言っています。

予断になりますが、最近日本も離婚率がどんどん高くなっているらしいのですが、離婚の原因は色んな理由が考えられますが、私としてはここで言う【ライフデザイン】について、結婚当初から離婚に至るまでの期間、曖昧のまま過ごしたこともいかほどかは関係しているのではないかと思うのですが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?

▲具体的にどれくらい必要か

 本題の教育資金に話を戻しますと、子供達が大学まで行くと言う仮定でそのために必要な資金を準備する場合、幼稚園から大学まで自宅からオール国公立に通ったケースで最低でも1000万円が必要だと言われています。(2002年セールス手帖社保険FPS研究所の試算により) これが医学部に入学して下宿でもしようものなら、この3〜4倍は必要になるのではないでしょうか。これらを考えると、上で述べた【ライフデザイン】を考慮しながら早めにしっかりとした計画を立て、それに向けての準備をする必要があることは明らかです。特に、幼稚園から中学入学までに必要な資金とそれ以降のものとを比較すると、年間ベースでは約2〜5倍くらいになるので、その時期に合わせて教育資金を準備することが重要になってきます。

▲準備する方法について

人生における3大支出の中で、その資金が必要になる時期を確定できやすいのが教育資金です。つまり、公立か私立か、文系や理系かははっきり決めにくいものですが、資金的に必要になる時期が明確であるために、中学・高校・大学とその進学時期に合わせて中長期的に積立ていく考え方が大切だと思われます。時期が決まればその時期までにどれくらい準備するのかを予測して、それに向けて具体的な方法を検討するようにしたものです。

教育資金を積立てにより準備する具体的な方法のひとつとして、ここでは『こども保険』の利用について考えてみたいと思います。現在加入できる『こども保険』として、郵便局が取り扱っている「学資保険」と民間の生命保険会社が扱うものとがあります。保険と言っても教育資金の準備を目的に加入する場合が多いため、毎月支払う保険料(掛け金)の総合計額より、満期時期(中学入学・高校入学・大学入学)に受取る保険金のトータルの方が多くなっているかどうかをしっかり計算してみる必要があります。また、こどもが怪我や病気で入院した場合に備える医療保障が充実したものを選ぶと、将来受取れる保険金より支払った保険料の方が多くなってしまう場合もあるので、教育資金を準備するための目的で加入するのか、医療保障も合わせて必要なのかというところもしっかり見極めることが大切です。

 いずれにしても、教育資金を準備する方法として先に挙げた「こども保険」以外にも、教育積立郵便貯金や会社の財形貯蓄を使って積立てたり、奨学金制度を利用するなど様々な方法があります。どの方法が自分達に一番合っているのかを判断するには、早めに情報を収集し、自分達の生き方や考え方に照らし合わせて選択することが重要だと考えます。


(文責:善ちゃん)


「善ちゃんのマネー塾」第2章 ライフプランについて(その1)
「善ちゃんのマネー塾」第4章 住宅資金について(前編)


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