「脳力開発」 第10章 「大から小へ(大局から、局部へ)」
脳というのは、物事をまず全体的に、大きく把握してからでないと、様々な事柄や事象が理解できないという特性があります。
「大きな違い」が区別できなと、それよりも「小さな違い」を区別できるようにはならないとでも考えて下さい。
例で例えるならば、先ほどのチンパンジーにとって、テレビが点灯しているか、点灯して否かが「大きな違い」で、これが認識できるようになって初めて、赤青黄の色の違いが認識できます。
また、赤青黄の識別が出来るようになると、赤と朱、青と水色、黄と緑と次に段階の識別に入ることが出来るようになります。
|
コラムニスト:高田雅夫 |
|
1954年生まれ。大学卒業後1年のサラリーマン生活をしただけで無謀にも脱サラして以来「仕事、仕事、仕事の仕事人間」で過ごしてきた結果・・・・・バーンアウトして50歳でリタイヤ生活に入る。 |
|
|