そもそも私がそのような思考に陥った原因は、いくつか考えられます。4人兄弟の3番目でしたから、親にほとんど構って貰えなかったのも、その一因と考えられますが、学校では授業を聞かず、家に帰ってから自分でやって、運良く希望の大学に入れたことや、インテリアコーディネーターの資格も独学で取得したことなどが、変に「自分一人で何とか出来た」という自信になっていたのだと思います。また、仕事においても同様でした。前にいた会社では、営業員5人の中にいて、新人ながら、売上、担当エリアとも営業所の約半分を任されるまでになっていましたから、サボってばかりの先輩営業員を尻目に、私なりにそれなりに責任を感じて、過労死しかねないほど一人で我武者羅に働いていたという感覚でした。
そんな自分が、どうして「一人じゃダメだ」と気づいたかというと、これもいくつかのきっかけがあったと思います。自営業として独立して約2年になりますが、最初は本当に仕事のない日が続きました。お金もないし、何も出来ない。それでも、色々と試行錯誤しているうちに、ぼちぼち仕事が入ってくるようになったのですが、安定感は全くありませんでした。そんな不安定な状況でしたが、幸いにも結婚することが出来ました。しばらくして、アルバイトですが、人に手伝ってもらえるようになりました。そして最近、子供が生まれました。こうして家族や仲間が増えてくると、本当に不思議なもので、仕事が勝手に向こうからやってくるんです。「それは単に仕事が軌道に乗ってきたからじゃないの?」と思われるかもしれませんが、実は来てもらっていたアルバイトが本人の事情で辞めることになったんですが、その人が止めた途端、仕事はほとんど来なくなったんです。別にその人が営業をするわけでもなく、お客さんを紹介してくれるわけでもなく、ですよ。
これは科学的には全く証明できないことでしょうが、事実です。私がやっている仕事はサービス業ですが、例えば全く同じ料金でサービスをやっている会社が二つあったとして、A社は1人でやっている、B社は従業員が何人もいるとしたら、あなたはまずどちらにコンタクトを取ろうとするでしょうか?おそらくB社ですね、私もそうします。私が前述したことは科学的には説明不能ですが、要はこれと同じだと思うのです。
一人で頑張ることも必要です。でも一人で頑張ると、自分一人が無駄に苦しむことになるのですね。他方で、仲間が集まると、極端な話、何もしなくても結果が出る、ということが言えるのだと思います。「三人寄れば文殊の知恵」と言いますが、本当に人は集まることによって一人では発揮できないエネルギーというかオーラのようなものを出すことが出来るようです。
こういったことは、当たり前のことと思われる方もいれば、馬鹿げたことと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、「幸せ見つけ隊」のメンバーに会って、本当に素直に自分自身の中で認めることが出来ました。あなたも一緒に、この感覚を味わってみませんか?ご興味があれば是非ご連絡ください。
(文責:芝谷浩)
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